

第6回〜第9回までの記事、"「ア」に聞こえる母音"シリーズのおさらい編です。
今回のおさらい編では、"「ア」に聞こえる母音"の発音の仕分け、および、これらの母音の聞き分けに注目して行きます。
記事の後半では、これらの母音を聞き分けできるようになったかをご自分で確認して頂きます。
変更履歴
2009/06/14:WEB拍手設置
2009/07/25:ロゴマーク設置
2009/08/14:フリーメソッドライセンスのロゴに該当ページへのリンクを貼った。
ところで、"「ア」に聞こえる母音"シリーズの分類の仕方が変だと思われている方も多いと思います。二重母音の【ai】が含まれているためです。「ア」じゃないじゃん!、と思われるのも当然です。
実は原因が2つあります。
1つ目は、このブログシステムでは、記事のタイトルに画像を使った発音記号を表示できないのです。また、「数値文字」というものを使用すれば記事のタイト ルに発音記号を使用可能なのですが、FireFoxでは無問題ですが、IE6では「数値文字」による発音記号の一部しか表示できません。従って、記事のタ イトルに発音記号を使えません。
2つ目は、キャンディ・メソッドはネイティブと同じ発音をすることも目的の一つですが、聞き分けできるようになることも、大きな目的の一つです。日本人に は「ア」に聞こえる英語の音素群を一つのグループとして扱い、この記事のように、リスニングに注目した構成を行いたいという理由もあります。
そーいう訳で、非常に変な分類、"「ア」に聞こえる母音"になっています。ご了承下さい。
もし、「発音メモ」の時期バージョンを作ることがあるのなら、テキストベースでもなく、ブログ記事ベースでもなく、HTMLファイルとして、オンラインで もオフラインでも参照できるようにと、考えています。その際には、キャンディ・メソッドも「発音メモ」に当然、含めます。次期バージョンの「発音メモ」で のキャンディ・メソッドの分類は改善できると思います。
"「ア」に聞こえる母音"シリーズの記事を読まれていない場合は、先にこちらを読んで下さい。
・記事:【キャンディ・メソッド】第6回 「ア」に聞こえる母音(1)
・記事:【キャンディ・メソッド】第7回 「ア」に聞こえる母音(2)
・記事: 【キャンディ・メソッド】第8回 「ア」に聞こえる母音(3)
・記事:【キャンディ・メソッド】第9回 「ア」に聞こえる母音(4)
※
は仮想キャンディを移動させると記事に書きましたが、
の
部分だけを見ると、仮想キャンディは「静止状態」です。上記の表では、そのように扱っています。
表1−1に "「ア」に聞こえる母音"シリーズで登場した母音の、仮想キャンディの配置場所と動きを一覧表にしてみました。どうです? 思い出されましたか?
仮想キャンディの配置・動きについては、体に染みつくまで練習して下さい。これらはキャンディ・メソッドの核です。
キャンディ・メソッドでは唇の形、口の開け方、下顎の下げ方を一切、気にしません。何故なら、仮想キャンディを上記の表の様に、正しい配置・動きを行えば、唇の形、口の開け方、下顎の下げ方は、発音本や英語音声学で言われている通りになるからです。原因(仮想キャンディの配置・動き)を押さえれば、結果(唇の形、口の開け方)も英語ネイティブと同じになり、発音本や英語音声学で教える通りになる、と私は考えています。
聞き分けのポイントはそれだけです。
キャンディ・メソッドで発音練習しているのなら、そろそろ、英語ネイティブの発音を聞けば、仮想キャンディの配置場所・動きの「透視」や「体感」できるようになりつつある頃だと思います。
尚、最初の内は、「透視」や「体感」で音素を聞き分けることになりますが、慣れれば、「透視」や「体感」無しで、聞き分けることができるようになります。その段階に達すれば、「透視」・「体感」は、ご自分が望むときだけになります。(=思考の邪魔にならなくなる)
例えば、ある母音を聞いた時に、「透視」や「体感」で、仮想キャンディの配置が口内中部下部で静止状態と分かる場合、
と判断して下さい。たとえ、日本語の「オ」や「ウ」に聞こえたとしてもです。これは非常に重要です。
日本人は他のヨーロッパ言語の訛りを帯びた英語の母音の聞き取りが苦手です。日本語の母音の区別方法で母音を聞き取ろうとしているからです。
日本語の母音、「ア」、「オ」、「ウ」の調音位置は殆ど同じで口内中部です。キャンディ・メソッド流に表現すれば、「ア」、「オ」、「ウ」の3つ共、仮想 キャンディの配置場所は口内中部で、仮想キャンディの大きさは口内前部〜口内中部に渡る大きさで、英語に比べれば、かなり大きい大きさです。(但し、日本 語の仮想キャンディの境界は英語の様にはっきりしていなく、境界が曖昧です。) つまり、日本語の母音は仮想キャンディ方式では区別ができません。
では、日本人は「ア」、「オ」、「ウ」をどうやって区別しているかというと、口の出口(唇および、唇付近の筋肉)の形だけで区別しています。日本語と英語とでは、母音の区別方法が全く異なるということを忘れないで下さい。
上記2で触れましたが、くれぐれも日本語の母音の区別方法(=唇付近の形の影響による区別方法)で、英語の母音を聞き取ろうとしないようにして下さい。
では、記事「 【キャンディ・メソッド】第一回 現状把握」の「2.聞き分けの現状把握」、および、 【キャンディ・メソッド】第2回 現状把握(答え合わせ)で、聞き分けできるようになったか確認して下さい。
尚、
、
、
、
以外の母音の聞き取りは除外して下さい。
聞き分けの結果は、どうでしたか? 「(2)難易度高」が余裕で自信を持って正解できれば合格です。
←第9回 第11回→
実は原因が2つあります。
1つ目は、このブログシステムでは、記事のタイトルに画像を使った発音記号を表示できないのです。また、「数値文字」というものを使用すれば記事のタイト ルに発音記号を使用可能なのですが、FireFoxでは無問題ですが、IE6では「数値文字」による発音記号の一部しか表示できません。従って、記事のタ イトルに発音記号を使えません。
2つ目は、キャンディ・メソッドはネイティブと同じ発音をすることも目的の一つですが、聞き分けできるようになることも、大きな目的の一つです。日本人に は「ア」に聞こえる英語の音素群を一つのグループとして扱い、この記事のように、リスニングに注目した構成を行いたいという理由もあります。
そーいう訳で、非常に変な分類、"「ア」に聞こえる母音"になっています。ご了承下さい。
もし、「発音メモ」の時期バージョンを作ることがあるのなら、テキストベースでもなく、ブログ記事ベースでもなく、HTMLファイルとして、オンラインで もオフラインでも参照できるようにと、考えています。その際には、キャンディ・メソッドも「発音メモ」に当然、含めます。次期バージョンの「発音メモ」で のキャンディ・メソッドの分類は改善できると思います。
"「ア」に聞こえる母音"シリーズの記事を読まれていない場合は、先にこちらを読んで下さい。
・記事:【キャンディ・メソッド】第6回 「ア」に聞こえる母音(1)
・記事:【キャンディ・メソッド】第7回 「ア」に聞こえる母音(2)
・記事: 【キャンディ・メソッド】第8回 「ア」に聞こえる母音(3)
・記事:【キャンディ・メソッド】第9回 「ア」に聞こえる母音(4)
1.仮想キャンディの配置・動き
表1−1 仮想キャンディの配置場所・動きNo. | 母音 | 配置 | 動き |
1 | ![]() |
口内中部下部 | 静止状態 |
2 | ![]() ![]() |
口内前部下部 | 静止状態 |
3 | ![]() |
口内前部上部(【ei】の【e】) →口内中部下部(![]() |
移動有り |
4 | ![]() |
口内前部上部(【ei】の【e】) → 口内前部下部( ![]() ![]() |
移動有り |
5 | ![]() |
気道部 | 静止状態 |



表1−1に "「ア」に聞こえる母音"シリーズで登場した母音の、仮想キャンディの配置場所と動きを一覧表にしてみました。どうです? 思い出されましたか?
仮想キャンディの配置・動きについては、体に染みつくまで練習して下さい。これらはキャンディ・メソッドの核です。
キャンディ・メソッドでは唇の形、口の開け方、下顎の下げ方を一切、気にしません。何故なら、仮想キャンディを上記の表の様に、正しい配置・動きを行えば、唇の形、口の開け方、下顎の下げ方は、発音本や英語音声学で言われている通りになるからです。原因(仮想キャンディの配置・動き)を押さえれば、結果(唇の形、口の開け方)も英語ネイティブと同じになり、発音本や英語音声学で教える通りになる、と私は考えています。
2.聞き分けのポイント
- 仮想キャンディの配置・動きだけを頼りに聞き分けて下さい。
聞き分けのポイントはそれだけです。
キャンディ・メソッドで発音練習しているのなら、そろそろ、英語ネイティブの発音を聞けば、仮想キャンディの配置場所・動きの「透視」や「体感」できるようになりつつある頃だと思います。
尚、最初の内は、「透視」や「体感」で音素を聞き分けることになりますが、慣れれば、「透視」や「体感」無しで、聞き分けることができるようになります。その段階に達すれば、「透視」・「体感」は、ご自分が望むときだけになります。(=思考の邪魔にならなくなる)
例えば、ある母音を聞いた時に、「透視」や「体感」で、仮想キャンディの配置が口内中部下部で静止状態と分かる場合、

日本人は他のヨーロッパ言語の訛りを帯びた英語の母音の聞き取りが苦手です。日本語の母音の区別方法で母音を聞き取ろうとしているからです。
日本語の母音、「ア」、「オ」、「ウ」の調音位置は殆ど同じで口内中部です。キャンディ・メソッド流に表現すれば、「ア」、「オ」、「ウ」の3つ共、仮想 キャンディの配置場所は口内中部で、仮想キャンディの大きさは口内前部〜口内中部に渡る大きさで、英語に比べれば、かなり大きい大きさです。(但し、日本 語の仮想キャンディの境界は英語の様にはっきりしていなく、境界が曖昧です。) つまり、日本語の母音は仮想キャンディ方式では区別ができません。
では、日本人は「ア」、「オ」、「ウ」をどうやって区別しているかというと、口の出口(唇および、唇付近の筋肉)の形だけで区別しています。日本語と英語とでは、母音の区別方法が全く異なるということを忘れないで下さい。
3.聞き分けの確認
上記1と2をふまえて、聞き取りができているか確認してみましょう。上記2で触れましたが、くれぐれも日本語の母音の区別方法(=唇付近の形の影響による区別方法)で、英語の母音を聞き取ろうとしないようにして下さい。
では、記事「 【キャンディ・メソッド】第一回 現状把握」の「2.聞き分けの現状把握」、および、 【キャンディ・メソッド】第2回 現状把握(答え合わせ)で、聞き分けできるようになったか確認して下さい。
尚、




聞き分けの結果は、どうでしたか? 「(2)難易度高」が余裕で自信を持って正解できれば合格です。
←第9回 第11回→
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ところで、"「ア」に聞こえる母音"シリーズの分類の仕方が変だと思われている方も多いと思います。二重母音の【ai】が含まれているためです。「ア」じゃないじゃん!、と思われるのも当然です。
実は原因が2つあります。
1つ目は、このブログシステムでは、記事のタイトルに画像を使った発音記号を表示できないのです。また、「数値文字」というものを使用すれば記事のタイト ルに発音記号を使用可能なのですが、FireFoxでは無問題ですが、IE6では「数値文字」による発音記号の一部しか表示できません。従って、記事のタ イトルに発音記号を使えません。
2つ目は、キャンディ・メソッドはネイティブと同じ発音をすることも目的の一つですが、聞き分けできるようになることも、大きな目的の一つです。日本人に は「ア」に聞こえる英語の音素群を一つのグループとして扱い、この記事のように、リスニングに注目した構成を行いたいという理由もあります。
そーいう訳で、非常に変な分類、"「ア」に聞こえる母音"になっています。ご了承下さい。
もし、「発音メモ」の時期バージョンを作ることがあるのなら、テキストベースでもなく、ブログ記事ベースでもなく、HTMLファイルとして、オンラインで もオフラインでも参照できるようにと、考えています。その際には、キャンディ・メソッドも「発音メモ」に当然、含めます。次期バージョンの「発音メモ」で のキャンディ・メソッドの分類は改善できると思います。
"「ア」に聞こえる母音"シリーズの記事を読まれていない場合は、先にこちらを読んで下さい。
・記事:【キャンディ・メソッド】第6回 「ア」に聞こえる母音(1)
・記事:【キャンディ・メソッド】第7回 「ア」に聞こえる母音(2)
・記事: 【キャンディ・メソッド】第8回 「ア」に聞こえる母音(3)
・記事:【キャンディ・メソッド】第9回 「ア」に聞こえる母音(4)
※
は仮想キャンディを移動させると記事に書きましたが、
の
部分だけを見ると、仮想キャンディは「静止状態」です。上記の表では、そのように扱っています。
表1−1に "「ア」に聞こえる母音"シリーズで登場した母音の、仮想キャンディの配置場所と動きを一覧表にしてみました。どうです? 思い出されましたか?
仮想キャンディの配置・動きについては、体に染みつくまで練習して下さい。これらはキャンディ・メソッドの核です。
キャンディ・メソッドでは唇の形、口の開け方、下顎の下げ方を一切、気にしません。何故なら、仮想キャンディを上記の表の様に、正しい配置・動きを行えば、唇の形、口の開け方、下顎の下げ方は、発音本や英語音声学で言われている通りになるからです。原因(仮想キャンディの配置・動き)を押さえれば、結果(唇の形、口の開け方)も英語ネイティブと同じになり、発音本や英語音声学で教える通りになる、と私は考えています。
聞き分けのポイントはそれだけです。
キャンディ・メソッドで発音練習しているのなら、そろそろ、英語ネイティブの発音を聞けば、仮想キャンディの配置場所・動きの「透視」や「体感」できるようになりつつある頃だと思います。
尚、最初の内は、「透視」や「体感」で音素を聞き分けることになりますが、慣れれば、「透視」や「体感」無しで、聞き分けることができるようになります。その段階に達すれば、「透視」・「体感」は、ご自分が望むときだけになります。(=思考の邪魔にならなくなる)
例えば、ある母音を聞いた時に、「透視」や「体感」で、仮想キャンディの配置が口内中部下部で静止状態と分かる場合、
と判断して下さい。たとえ、日本語の「オ」や「ウ」に聞こえたとしてもです。これは非常に重要です。
日本人は他のヨーロッパ言語の訛りを帯びた英語の母音の聞き取りが苦手です。日本語の母音の区別方法で母音を聞き取ろうとしているからです。
日本語の母音、「ア」、「オ」、「ウ」の調音位置は殆ど同じで口内中部です。キャンディ・メソッド流に表現すれば、「ア」、「オ」、「ウ」の3つ共、仮想 キャンディの配置場所は口内中部で、仮想キャンディの大きさは口内前部〜口内中部に渡る大きさで、英語に比べれば、かなり大きい大きさです。(但し、日本 語の仮想キャンディの境界は英語の様にはっきりしていなく、境界が曖昧です。) つまり、日本語の母音は仮想キャンディ方式では区別ができません。
では、日本人は「ア」、「オ」、「ウ」をどうやって区別しているかというと、口の出口(唇および、唇付近の筋肉)の形だけで区別しています。日本語と英語とでは、母音の区別方法が全く異なるということを忘れないで下さい。
上記2で触れましたが、くれぐれも日本語の母音の区別方法(=唇付近の形の影響による区別方法)で、英語の母音を聞き取ろうとしないようにして下さい。
では、記事「 【キャンディ・メソッド】第一回 現状把握」の「2.聞き分けの現状把握」、および、 【キャンディ・メソッド】第2回 現状把握(答え合わせ)で、聞き分けできるようになったか確認して下さい。
尚、
、
、
、
以外の母音の聞き取りは除外して下さい。
聞き分けの結果は、どうでしたか? 「(2)難易度高」が余裕で自信を持って正解できれば合格です。
←第9回 第11回→
実は原因が2つあります。
1つ目は、このブログシステムでは、記事のタイトルに画像を使った発音記号を表示できないのです。また、「数値文字」というものを使用すれば記事のタイト ルに発音記号を使用可能なのですが、FireFoxでは無問題ですが、IE6では「数値文字」による発音記号の一部しか表示できません。従って、記事のタ イトルに発音記号を使えません。
2つ目は、キャンディ・メソッドはネイティブと同じ発音をすることも目的の一つですが、聞き分けできるようになることも、大きな目的の一つです。日本人に は「ア」に聞こえる英語の音素群を一つのグループとして扱い、この記事のように、リスニングに注目した構成を行いたいという理由もあります。
そーいう訳で、非常に変な分類、"「ア」に聞こえる母音"になっています。ご了承下さい。
もし、「発音メモ」の時期バージョンを作ることがあるのなら、テキストベースでもなく、ブログ記事ベースでもなく、HTMLファイルとして、オンラインで もオフラインでも参照できるようにと、考えています。その際には、キャンディ・メソッドも「発音メモ」に当然、含めます。次期バージョンの「発音メモ」で のキャンディ・メソッドの分類は改善できると思います。
"「ア」に聞こえる母音"シリーズの記事を読まれていない場合は、先にこちらを読んで下さい。
・記事:【キャンディ・メソッド】第6回 「ア」に聞こえる母音(1)
・記事:【キャンディ・メソッド】第7回 「ア」に聞こえる母音(2)
・記事: 【キャンディ・メソッド】第8回 「ア」に聞こえる母音(3)
・記事:【キャンディ・メソッド】第9回 「ア」に聞こえる母音(4)
1.仮想キャンディの配置・動き
表1−1 仮想キャンディの配置場所・動きNo. | 母音 | 配置 | 動き |
1 | ![]() |
口内中部下部 | 静止状態 |
2 | ![]() ![]() |
口内前部下部 | 静止状態 |
3 | ![]() |
口内前部上部(【ei】の【e】) →口内中部下部(![]() |
移動有り |
4 | ![]() |
口内前部上部(【ei】の【e】) → 口内前部下部( ![]() ![]() |
移動有り |
5 | ![]() |
気道部 | 静止状態 |



表1−1に "「ア」に聞こえる母音"シリーズで登場した母音の、仮想キャンディの配置場所と動きを一覧表にしてみました。どうです? 思い出されましたか?
仮想キャンディの配置・動きについては、体に染みつくまで練習して下さい。これらはキャンディ・メソッドの核です。
キャンディ・メソッドでは唇の形、口の開け方、下顎の下げ方を一切、気にしません。何故なら、仮想キャンディを上記の表の様に、正しい配置・動きを行えば、唇の形、口の開け方、下顎の下げ方は、発音本や英語音声学で言われている通りになるからです。原因(仮想キャンディの配置・動き)を押さえれば、結果(唇の形、口の開け方)も英語ネイティブと同じになり、発音本や英語音声学で教える通りになる、と私は考えています。
2.聞き分けのポイント
- 仮想キャンディの配置・動きだけを頼りに聞き分けて下さい。
聞き分けのポイントはそれだけです。
キャンディ・メソッドで発音練習しているのなら、そろそろ、英語ネイティブの発音を聞けば、仮想キャンディの配置場所・動きの「透視」や「体感」できるようになりつつある頃だと思います。
尚、最初の内は、「透視」や「体感」で音素を聞き分けることになりますが、慣れれば、「透視」や「体感」無しで、聞き分けることができるようになります。その段階に達すれば、「透視」・「体感」は、ご自分が望むときだけになります。(=思考の邪魔にならなくなる)
例えば、ある母音を聞いた時に、「透視」や「体感」で、仮想キャンディの配置が口内中部下部で静止状態と分かる場合、

日本人は他のヨーロッパ言語の訛りを帯びた英語の母音の聞き取りが苦手です。日本語の母音の区別方法で母音を聞き取ろうとしているからです。
日本語の母音、「ア」、「オ」、「ウ」の調音位置は殆ど同じで口内中部です。キャンディ・メソッド流に表現すれば、「ア」、「オ」、「ウ」の3つ共、仮想 キャンディの配置場所は口内中部で、仮想キャンディの大きさは口内前部〜口内中部に渡る大きさで、英語に比べれば、かなり大きい大きさです。(但し、日本 語の仮想キャンディの境界は英語の様にはっきりしていなく、境界が曖昧です。) つまり、日本語の母音は仮想キャンディ方式では区別ができません。
では、日本人は「ア」、「オ」、「ウ」をどうやって区別しているかというと、口の出口(唇および、唇付近の筋肉)の形だけで区別しています。日本語と英語とでは、母音の区別方法が全く異なるということを忘れないで下さい。
3.聞き分けの確認
上記1と2をふまえて、聞き取りができているか確認してみましょう。上記2で触れましたが、くれぐれも日本語の母音の区別方法(=唇付近の形の影響による区別方法)で、英語の母音を聞き取ろうとしないようにして下さい。
では、記事「 【キャンディ・メソッド】第一回 現状把握」の「2.聞き分けの現状把握」、および、 【キャンディ・メソッド】第2回 現状把握(答え合わせ)で、聞き分けできるようになったか確認して下さい。
尚、




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