【常識の嘘】/i/はイとエの中間の音

当記事は古いので、下記の同じ主旨の最新の記事を参照して下さい。
【解説編】/ɪ/ は「イ」と「エ」の中間の音ではない！








英語教育の現場・本で良く言われている事の中に間違いの物も数多くあります。
記事カテゴリー【常識の嘘】では、そういう物について述べたいと思います。

最初の今回は、「/i/はイとエの中間の音」です。
英語の発音に興味がある方は必ず耳にしたことがあると思います。確かに日本語の「イ」と「エ」の間の音に聞こえます。ですが、発音方法は違います。
変更履歴
2009/06/14：WEB拍手設置
2013/10/03：同趣旨の最新記事へのリンクを追加。

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「イ」の口・舌の形で「エ」を発音するのでもなく、「エ」の口・舌の形で「イ」を発音するのでもありません。日本語の「イ」、「エ」とは異なる発音の仕方をします。
しかも、「/i/はイとエの中間の音」と書いている本には必ず 「/i/は舌の緊張が無い母音」と書いてあります。ですが、「イ」と「エ」の中間の音を出そうとすると、舌は緊張しているはずです。矛盾していますね。

つまり、/i/の発音方法は、イとエの中間ではありません。
詳しくは「某スレの639の英語発音メモ」の「４．２　母音 /i/」を読んでください。

「イ」の口・舌の形で「エ」を発音するのでもなく、「エ」の口・舌の形で「イ」を発音するのでもありません。日本語の「イ」、「エ」とは異なる発音の仕方をします。
しかも、「/i/はイとエの中間の音」と書いている本には必ず 「/i/は舌の緊張が無い母音」と書いてあります。ですが、「イ」と「エ」の中間の音を出そうとすると、舌は緊張しているはずです。矛盾していますね。

つまり、/i/の発音方法は、イとエの中間ではありません。
詳しくは「某スレの639の英語発音メモ」の「４．２　母音 /i/」を読んでください。