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キャンディ・メソッド 概要(前編)です。


変更履歴
2009/06/14:WEB拍手設置
2009/07/25:ロゴマーク設置
2009/08/14:フリーメソッドライセンスのロゴに該当ページへのリンクを貼った。
2009/08/20:仮想キャンディ配置図を新しいものに入れ替えた。
2009/08/21:キャンディの写真を追加
2010/03/17:パラボラアンテナの写真を追加


※写真素材サイト"photolibrary"の無料版写真を使用しています。


1.空間の二重構造

英語の音素の内、舌が口内の何処にも触れない音素について言えば、
英語は、口(一部は気道)という空間の中に、更に小さい空間を作り出し、配置することにより、母音、子音等のそれぞれの音を作り出しています。

空間の二重構造が英語の発音には存在します。

「小さい空間」を口内の何処に配置するかで、どの音素かを決定付けています。
英語音声学で登場する舌の形、舌の位置は、この「小さい空間」を作り出すためです。


「英語鼻」(旧:最大の日本語訛りの克服)を試された方なら分かると思いますが、
「英語鼻」を実践してネイティブのような声になったが、まだ、何か違うと思いませんか?
「英語鼻」により鼻・喉に声が響くようになりますが、そのせいで前舌母音以外の音素がぼやけた響きになる。 そう思いませんか?
その原因は、「小さい空間」を作っていないからです。
英語ネイティブの、響きまくっているが、ちゃんと音素としての輪郭がはっきりしています。
「コクがあるのにキレがある」のが英語ネイティブの発音です。
原因は「小さい空間」だったのです。


この「小さい空間」は日本語には無い概念です。
日本語は主に、口内の前部と中央部で、音素を決定づける加工作業が行われ、口内の空間全部で音を反響させます。日本語の空間は1つのみで、口内全体です。



2.キャンディ・メソッドとは?




キャンディ・メソッドとは、母音等の、何処にも舌が触れない音素を発音するのに適した発音メソッドです。

上記1で述べた「小さな空間」を「仮想キャンディ」と名付けることにします。
「小さな空間」としてイメージしやすい適当な大きさであるためです。
キャンディ・メソッドでは、口内を3つの領域に分け、さらに気道部分を合わせた4つの領域を使います。



フリー素材サイト 「ASHINARI」の写真を使用しています。

舌、頬の内側の筋肉を使ってパラボラアンテナの様な曲面を作る事で音を集めます。それがイメージ上の「仮想キャンディ」となり、4つ の領域の何処に「仮想キャンディ」を配置するかで、音素を作り出すのがキャンディ・メソッドです。



3.キャンディ・メソッドの利点

(1)仮想キャン ディを配置する場所だけに気を付ければいいので、発音方法が簡単になる。
舌の形・位置、唇の形、口の開き方、顎の下げ方、一切気にしなくてもOK。自動的に英語音声学で言われている通りになります。


(2)キャンディ・メソッドで、従来言われている様々な現象を、気持ちいいくらい、すっきり説明できます。
極一例ですが、
(例)唇を丸めなくてもR, Wを発音できる英語ネイティブが存在する理由。
(例)hutの母音は、「ア」の響きを持ちながら、同時に「ウ」の響きも持つ理由。
(例)hutの母音を大きな口を開けて発音しても hutである理由。
(例)hotの母音を「大きな口を開けて」発音するようにと従来、言われている理由。
同時に、あまり口を開けなくても、この母音を発音できる英語ネイティブが存在する理由。

(3)日本人にとって紛らわしい、同じ音に聞こえる母音の聞き分けが簡単できるようになる。音を聞いて瞬間的(0.05秒以内!)に聞き分けが出来るよう になる。




←第3回  第5回→

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※写真素材サイト"photolibrary"の無料版写真を使用しています。


1.空間の二重構造

英語の音素の内、舌が口内の何処にも触れない音素について言えば、
英語は、口(一部は気道)という空間の中に、更に小さい空間を作り出し、配置することにより、母音、子音等のそれぞれの音を作り出しています。

空間の二重構造が英語の発音には存在します。

「小さい空間」を口内の何処に配置するかで、どの音素かを決定付けています。
英語音声学で登場する舌の形、舌の位置は、この「小さい空間」を作り出すためです。


「英語鼻」(旧:最大の日本語訛りの克服)を試された方なら分かると思いますが、
「英語鼻」を実践してネイティブのような声になったが、まだ、何か違うと思いませんか?
「英語鼻」により鼻・喉に声が響くようになりますが、そのせいで前舌母音以外の音素がぼやけた響きになる。 そう思いませんか?
その原因は、「小さい空間」を作っていないからです。
英語ネイティブの、響きまくっているが、ちゃんと音素としての輪郭がはっきりしています。
「コクがあるのにキレがある」のが英語ネイティブの発音です。
原因は「小さい空間」だったのです。


この「小さい空間」は日本語には無い概念です。
日本語は主に、口内の前部と中央部で、音素を決定づける加工作業が行われ、口内の空間全部で音を反響させます。日本語の空間は1つのみで、口内全体です。



2.キャンディ・メソッドとは?




キャンディ・メソッドとは、母音等の、何処にも舌が触れない音素を発音するのに適した発音メソッドです。

上記1で述べた「小さな空間」を「仮想キャンディ」と名付けることにします。
「小さな空間」としてイメージしやすい適当な大きさであるためです。
キャンディ・メソッドでは、口内を3つの領域に分け、さらに気道部分を合わせた4つの領域を使います。



フリー素材サイト 「ASHINARI」の写真を使用しています。

舌、頬の内側の筋肉を使ってパラボラアンテナの様な曲面を作る事で音を集めます。それがイメージ上の「仮想キャンディ」となり、4つ の領域の何処に「仮想キャンディ」を配置するかで、音素を作り出すのがキャンディ・メソッドです。



3.キャンディ・メソッドの利点

(1)仮想キャン ディを配置する場所だけに気を付ければいいので、発音方法が簡単になる。
舌の形・位置、唇の形、口の開き方、顎の下げ方、一切気にしなくてもOK。自動的に英語音声学で言われている通りになります。


(2)キャンディ・メソッドで、従来言われている様々な現象を、気持ちいいくらい、すっきり説明できます。
極一例ですが、
(例)唇を丸めなくてもR, Wを発音できる英語ネイティブが存在する理由。
(例)hutの母音は、「ア」の響きを持ちながら、同時に「ウ」の響きも持つ理由。
(例)hutの母音を大きな口を開けて発音しても hutである理由。
(例)hotの母音を「大きな口を開けて」発音するようにと従来、言われている理由。
同時に、あまり口を開けなくても、この母音を発音できる英語ネイティブが存在する理由。

(3)日本人にとって紛らわしい、同じ音に聞こえる母音の聞き分けが簡単できるようになる。音を聞いて瞬間的(0.05秒以内!)に聞き分けが出来るよう になる。




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