

前回の記事で、舌と上あごで密閉し、その空間に肺臓からの呼気を注入し空気圧縮をするという、Tの発生メカニズムを否定しました。
(1)舌と上あごで密閉なんてできるわけがない
感覚的に昔から思ってました。仕事や趣味で、密閉容器を作ったりしたことがあるのなら誰でも思うことです。もともと密閉する目的で作られていないと、空気や液体を密閉するなんて出来る訳がない。モノを作ったことがない人には、この感覚が分からないんでしょう。人間の体にはゴムパッキンも無ければ、ラップもセロテープもないんですよ。人間の頭部の中では、軟口蓋だけでしょう。頭部のX線断面写真を見ると、軟口蓋は明らかに密閉するために作られた形をしています。上あごと舌は、その点、全然ダメ。
(2)口内の気圧を測定するのは、非常に難しい
昔から破裂音発生時の気圧測定の実験が行われてきたことぐらい知ってますよ。でも、この実験、もの凄く難しいですよ。多分、現在の最新技術を使ってもね!
密閉されている空間の中に気圧測定装置を入れるんですよ? 口内空間は小さいので、装置全体を入れることは不可能で、多分、センサー部分だけを測定対象である、「密閉された空間」の中に入れるのでしょうね? センサーと測定機器との間のコードはどうなります? 密閉状態を崩したりしないように工夫されてますか? Bluetoothみたいに、センサーから電波を飛ばして、外の装置でキャッチして測定するという工夫は最低限してますよね?
それ以外にも、時間分解能の問題がありますよ。
破裂音のために密閉空間に肺臓からの呼気を流し込んで空気を圧縮するんですよね?
気圧計なるものは原理的に、空気の流れが止まった状態でしか、まともな測定ができません。
当たり前の話で、そうでないと、気圧なのか、空気の流れによる圧力なのか区別できないからです。
実際の会話で使われている音声波形を見ると、Tの前の音(たとえば、母音)と、Tとの間には
100分の2~3秒程度の無音期間ができます。
100分の2~3秒の短い時間の中で、①空気が圧縮されている期間と②破裂音発生直前の空気の流れが止まった状態を明確に区別し、 ①ではなく、確実に②の状態の気圧を測定しなければならない。
そうでないと、測定値は何の意味もない。
そこで問題となるのが、②の状態を確実に認識することがそもそもできるのか。
さらに、気圧計のセンサーが100分の1オーダーの短い時間での気圧変化に即座に反応できるのか。
繰り返しますが、気圧計って、もともと空気の流れが止まった状態で測定する装置なんですよ?(笑)
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前回の記事で、舌と上あごで密閉し、その空間に肺臓からの呼気を注入し空気圧縮をするという、Tの発生メカニズムを否定しました。
(1)舌と上あごで密閉なんてできるわけがない
感覚的に昔から思ってました。仕事や趣味で、密閉容器を作ったりしたことがあるのなら誰でも思うことです。もともと密閉する目的で作られていないと、空気や液体を密閉するなんて出来る訳がない。モノを作ったことがない人には、この感覚が分からないんでしょう。人間の体にはゴムパッキンも無ければ、ラップもセロテープもないんですよ。人間の頭部の中では、軟口蓋だけでしょう。頭部のX線断面写真を見ると、軟口蓋は明らかに密閉するために作られた形をしています。上あごと舌は、その点、全然ダメ。
(2)口内の気圧を測定するのは、非常に難しい
昔から破裂音発生時の気圧測定の実験が行われてきたことぐらい知ってますよ。でも、この実験、もの凄く難しいですよ。多分、現在の最新技術を使ってもね!
密閉されている空間の中に気圧測定装置を入れるんですよ? 口内空間は小さいので、装置全体を入れることは不可能で、多分、センサー部分だけを測定対象である、「密閉された空間」の中に入れるのでしょうね? センサーと測定機器との間のコードはどうなります? 密閉状態を崩したりしないように工夫されてますか? Bluetoothみたいに、センサーから電波を飛ばして、外の装置でキャッチして測定するという工夫は最低限してますよね?
それ以外にも、時間分解能の問題がありますよ。
破裂音のために密閉空間に肺臓からの呼気を流し込んで空気を圧縮するんですよね?
気圧計なるものは原理的に、空気の流れが止まった状態でしか、まともな測定ができません。
当たり前の話で、そうでないと、気圧なのか、空気の流れによる圧力なのか区別できないからです。
実際の会話で使われている音声波形を見ると、Tの前の音(たとえば、母音)と、Tとの間には
100分の2~3秒程度の無音期間ができます。
100分の2~3秒の短い時間の中で、①空気が圧縮されている期間と②破裂音発生直前の空気の流れが止まった状態を明確に区別し、 ①ではなく、確実に②の状態の気圧を測定しなければならない。
そうでないと、測定値は何の意味もない。
そこで問題となるのが、②の状態を確実に認識することがそもそもできるのか。
さらに、気圧計のセンサーが100分の1オーダーの短い時間での気圧変化に即座に反応できるのか。
繰り返しますが、気圧計って、もともと空気の流れが止まった状態で測定する装置なんですよ?(笑)
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