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仕掛かり箇所は残っていますが・・・・

この記事では、それらのちょっとした補足的なお話をします。
いずれ、この記事で書いた内容は、それぞれの用途に応じて、理論編、解説編へ
切り出すつもりではいます。


1.なぜ日本人にとって、R と L の聞き分けが難しいのか?

2ちゃんねるの発音スレで、質問されていた方がいらっしゃいましたので、ここで答えさせていただきます。
確かに V と B 、S と TH と比べて、 R と L の聞き分けは100%実現しようとすると、本当に難しい。

原因は、英語ネイティブにとっても、とても難しいからです。
もちろん、子供時代の「修行期間」の思い出を忘れてしまった、英語ネイティブ成人は、「簡単だよ。」、「根本的に全く違う音」だと言います。これは成人の英語ネイティブにとっては、ということです。ここ重要。

文献や、また聞きを総合すると、
  • 幼少時代の英語ネイティブは、W と R の発音・リスニングの区別ができない。
  • 同じく、幼少時代の英語ネイティブは、R と L の発音・リスニングの区別ができない。
つまり、英語ネイティブでも、幼少時代の5~8年間をかけて、W と R と L を発音・リスニングで区別できるようになるわけです。英語ネイティブでも、それだけの時間がかかる。

W と R と L は 実は、似ている要素が多いんです。

だから、英語ネイティブでも、それだけ時間がかかるんです。


/r//ɚ/ のリスニング実践編で、

(1)音の種類:仮想キャンディの振動
(2)音の発生場所:口内前部~口内中部までの、いずれかの箇所(図1参照)
(3)正面から見て中心線の位置で音がしているように聞こえる。(図2)

(1)~(3)全てを満たしていたら、/r/や/ɚ/ だと思い込め、と書きました。

この内容を変えずに、少し体裁を変更しますね。


①仮想キャンディが口内で振動していたら、R。
②でも、口内後部で仮想キャンディが振動していたら、Rじゃない。 W だ。
③口内で仮想キャンディが振動していても、正面から見て、中心線の位置で音が出ていなければ Rじゃない。Lだ。


↑ これ、多分、英語ネイティブのR、W、L を聞き取るプログラムです。


赤ちゃん、幼少時代の英語ネイティブが仮想キャンディに気づき、①を発見する。
口内で、仮想キャンディが振動していたら、Rだ! 
でも、シラブル先頭位置にあるWでは、急激型の呼気で発音し、しかも、舌の後部と軟口蓋の間を
極限まで狭めるので、多分、振動してしまう。そうすると、R と W でも区別できない。

そこで、Rの聞き取りに、口内後部を除外し、口内前部~口内中部のいずれかの場所と限定する。
だって、Rが存在する言語で、多分、調音位置が口内後部であるRって存在しないでしょ?

ここまでで、RとWの区別は完成。

Lは、仮想キャンディを使わないけど、口内前部の広い領域を音がなるんです。
LやRがシラブル先頭に位置する場合、聞き分けは簡単ですけど、そうじゃない場合、
音が小さいため、調音位置だけをたよりにすると、紛らわしいんです。
そり舌のRの調音位置は、口内前部。Lも口内前部。 ね?

そこで、③の条件で、RとLを区別してやると。
これ、①、②、③の順番で、おそらく、英語ネイティブが幼少時代に脳内に作りこんだプログラムですよ。
何かを発見する! でも、うまくいかない時がある。それに対処するため、パッチを当てる。
そういう風にプログラムを成長させていったんでしょう。


2.言語共通のRって存在するのか?

これも2ちゃんねる英語板のどこかのスレで、誰かが質問していましたね。私宛ではなかったかも知れませんが。
多分、あるでしょう。

/r//ɚ/ のリスニング実践編で書いた聞き取り条件

(1)音の種類:仮想キャンディの振動
(2)音の発生場所:口内前部~口内中部までの、いずれかの箇所(図1参照)
(3)正面から見て中心線の位置で音がしているように聞こえる。(図2)

盛り上げ舌のRと、そり舌のRの両方当てはまる条件を探した結果、この三つになったんですけど、
これって、言語共通のRの条件じゃないですかね?
あっ、もちろん、ドイツ語やイタリア・スペイン語のように、発音仕分けるRの種類が2種類以上ある場合、更に区別する条件が必要ですけどね。英語の場合、そり舌と盛り上げしたの2種類ありますけど、聞き取り時に区別しなくていいですもんね。

試しに、
フランス語のR を見てみましょうか? フランス語のRも、発音し分けるのは一種類だったはずなんで、
今、ここで説明するには適しています。

仮想キャンディがどこにあるのか探しながら、次の動画を見て下さい。
フランス語のRの発音について、フランス語ネイティブが説明してくれています。




フランス語のRは、
 ・息の音
 ・喉でうがいするような音
 ・英語のRと全然違う

ですね。動画で言ってましたし、世間一般にも言われていることです。
しかも、息だけかな?と思っていると、前後の音の影響でしょうか。僅かに
声帯が振動している場合もある。


でも、本当に英語のRと全然違いますか?

そうそう、仮想キャンディ見つけられたでしょうか? ありましたよね?
口内中部にありました。

図にすると、↓ です。



図にすると、英語の、省エネバージョンの盛り上げ舌のRと同じですよ。
  • 口内中部で仮想キャンディが振動している。

違いは、フランス語のRは、声帯が振動していないんです。

だから、英語の、省エネバージョンの盛り上げ舌のR を、ささやき声で発音するとフランス語のRでしょ? (笑)

ほら、物事がすっきり簡単になりました(笑)

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1.なぜ日本人にとって、R と L の聞き分けが難しいのか?

2ちゃんねるの発音スレで、質問されていた方がいらっしゃいましたので、ここで答えさせていただきます。
確かに V と B 、S と TH と比べて、 R と L の聞き分けは100%実現しようとすると、本当に難しい。

原因は、英語ネイティブにとっても、とても難しいからです。
もちろん、子供時代の「修行期間」の思い出を忘れてしまった、英語ネイティブ成人は、「簡単だよ。」、「根本的に全く違う音」だと言います。これは成人の英語ネイティブにとっては、ということです。ここ重要。

文献や、また聞きを総合すると、
  • 幼少時代の英語ネイティブは、W と R の発音・リスニングの区別ができない。
  • 同じく、幼少時代の英語ネイティブは、R と L の発音・リスニングの区別ができない。
つまり、英語ネイティブでも、幼少時代の5~8年間をかけて、W と R と L を発音・リスニングで区別できるようになるわけです。英語ネイティブでも、それだけの時間がかかる。

W と R と L は 実は、似ている要素が多いんです。

だから、英語ネイティブでも、それだけ時間がかかるんです。


/r//ɚ/ のリスニング実践編で、

(1)音の種類:仮想キャンディの振動
(2)音の発生場所:口内前部~口内中部までの、いずれかの箇所(図1参照)
(3)正面から見て中心線の位置で音がしているように聞こえる。(図2)

(1)~(3)全てを満たしていたら、/r/や/ɚ/ だと思い込め、と書きました。

この内容を変えずに、少し体裁を変更しますね。


①仮想キャンディが口内で振動していたら、R。
②でも、口内後部で仮想キャンディが振動していたら、Rじゃない。 W だ。
③口内で仮想キャンディが振動していても、正面から見て、中心線の位置で音が出ていなければ Rじゃない。Lだ。


↑ これ、多分、英語ネイティブのR、W、L を聞き取るプログラムです。


赤ちゃん、幼少時代の英語ネイティブが仮想キャンディに気づき、①を発見する。
口内で、仮想キャンディが振動していたら、Rだ! 
でも、シラブル先頭位置にあるWでは、急激型の呼気で発音し、しかも、舌の後部と軟口蓋の間を
極限まで狭めるので、多分、振動してしまう。そうすると、R と W でも区別できない。

そこで、Rの聞き取りに、口内後部を除外し、口内前部~口内中部のいずれかの場所と限定する。
だって、Rが存在する言語で、多分、調音位置が口内後部であるRって存在しないでしょ?

ここまでで、RとWの区別は完成。

Lは、仮想キャンディを使わないけど、口内前部の広い領域を音がなるんです。
LやRがシラブル先頭に位置する場合、聞き分けは簡単ですけど、そうじゃない場合、
音が小さいため、調音位置だけをたよりにすると、紛らわしいんです。
そり舌のRの調音位置は、口内前部。Lも口内前部。 ね?

そこで、③の条件で、RとLを区別してやると。
これ、①、②、③の順番で、おそらく、英語ネイティブが幼少時代に脳内に作りこんだプログラムですよ。
何かを発見する! でも、うまくいかない時がある。それに対処するため、パッチを当てる。
そういう風にプログラムを成長させていったんでしょう。


2.言語共通のRって存在するのか?

これも2ちゃんねる英語板のどこかのスレで、誰かが質問していましたね。私宛ではなかったかも知れませんが。
多分、あるでしょう。

/r//ɚ/ のリスニング実践編で書いた聞き取り条件

(1)音の種類:仮想キャンディの振動
(2)音の発生場所:口内前部~口内中部までの、いずれかの箇所(図1参照)
(3)正面から見て中心線の位置で音がしているように聞こえる。(図2)

盛り上げ舌のRと、そり舌のRの両方当てはまる条件を探した結果、この三つになったんですけど、
これって、言語共通のRの条件じゃないですかね?
あっ、もちろん、ドイツ語やイタリア・スペイン語のように、発音仕分けるRの種類が2種類以上ある場合、更に区別する条件が必要ですけどね。英語の場合、そり舌と盛り上げしたの2種類ありますけど、聞き取り時に区別しなくていいですもんね。

試しに、
フランス語のR を見てみましょうか? フランス語のRも、発音し分けるのは一種類だったはずなんで、
今、ここで説明するには適しています。

仮想キャンディがどこにあるのか探しながら、次の動画を見て下さい。
フランス語のRの発音について、フランス語ネイティブが説明してくれています。




フランス語のRは、
 ・息の音
 ・喉でうがいするような音
 ・英語のRと全然違う

ですね。動画で言ってましたし、世間一般にも言われていることです。
しかも、息だけかな?と思っていると、前後の音の影響でしょうか。僅かに
声帯が振動している場合もある。


でも、本当に英語のRと全然違いますか?

そうそう、仮想キャンディ見つけられたでしょうか? ありましたよね?
口内中部にありました。

図にすると、↓ です。



図にすると、英語の、省エネバージョンの盛り上げ舌のRと同じですよ。
  • 口内中部で仮想キャンディが振動している。

違いは、フランス語のRは、声帯が振動していないんです。

だから、英語の、省エネバージョンの盛り上げ舌のR を、ささやき声で発音するとフランス語のRでしょ? (笑)

ほら、物事がすっきり簡単になりました(笑)

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