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書籍「英語耳ボイトレ」レビュー第1回目です。


変更履歴

2009/08/08:第2回へのリンク設置

書籍「英語耳」「単語耳」シリーズの著者、松澤氏のボイストレーニングに的を絞った「英語耳ボイトレ」のレビューを始めます。

1.第一印象

この本は松澤氏とアメリカのボイストレーニングのプロと日本のボイストレーニングのプロ、計3人による共著です。
そのようなボイストレーニングのプロが二人も関わった本に対して、今回はパラパラと飛ばし読みした第一印象について書き込ます。最初に謝っておきます。素人の私が生意気言ってすみません。

著者達は、なーんにも分かってない!!

私の素直な感想です。
この本で「喉を開く」を身に付けるには、相当な時間と試行錯誤と努力と根気が必要だと思います。
この本の読者が果たして、この本で1年間かけて「喉を開く」を身に付けられるでしょうか?私は悲観的です。100人の読者がいて、その中で一人できるかできないか・・・・・ 多分、もっと可能性は低いかも・・・です。 


2.私がダメだと思う理由

ボイストレーニングは、もともと声楽の技術です。そして、声楽は欧米人によって開発されました。
ですから、ボイストレーニングの目的は、欧米人が大きな声を安定して出せるようにすることなんです!
ボイストレーニングは日本人を対象とした技術じゃないんです! ここが非常に重要!
何故かと言うと、欧米人は普通の人でも「喉を開く」ができるからです。(逆に彼らは喉を閉じることができません。)

これを踏まえて、再度、ボイストレーニングの目的を書くと、

ボイストレーニングの目的:

喉を開くことが出来る人が、より喉の開きを深くして、大きな声を安定して出せるようにすること。


つまり、ボイストレーニングは、喉を開くことができない人が、喉を開けるようになる技術ではないんです!ボイストレーニングは、もとから喉を開くことができる人向けの技術なのです。
著者の一人に、日本人のボイストレーニングのプロがいらっしゃいますから、「喉を開く」ができない日本人が簡単に、喉が開けるようになる技術・練習方法が書かれてあるかと期待しましたが、そうではないようです・・・・・ORZ



また、英語を話す上で、英語ネイティブの舞台俳優や歌手並みの声量が必要ですか? 一般人の英語ネイティブに、そのような声量がありますか? 当然、無いでしょうJK。無いからこそ、舞台俳優や歌手を目指す英語ネイティブは、ボイストレーニングを行うわけです。
日本人の英語学習者にとって、身に付けたいのは、一般人の英語ネイティブと同じレベルの「喉の開き」でしょ? それを望むのに、それを習得する方法論が含まれていないボイストレーニングを行うことに意味はありますか?
日本人がボイストレーニングをするのなら、抜け落ちている、「喉を開く」方法を補ってやらないと無意味です。私の独自メソッド「英語鼻」も英語の発声法を身に付けるためのメソッドですが、喉を開けない日本人向けのメソッドです。ボイストレーニングと似た側面もありますが、対象者がボイストレーニングとは違います。

3.前提条件を満たしていないと、どのようなことになるのか?

声楽の流れを汲むボイストレーニングは、喉を開ける人を前提条件としており、日本人は、この前提条件を満たしていません。前提条件を満たしていないと下記のことが起きます。

欧米人向けのアドバイス通りに行っても効果が出ない。

欧米人向けの「喉の開き」を深くするためのアドバイスを、喉を開くことができない日本人が行うと、逆により強力に「喉を閉じる」効果が生まれるのです!これでは、アクセルと思ってブレーキを踏んでいるのと同じです。車が進むはずがありません。

また、前提条件を満たさない日本人には、抽象的なアドバイス表現の意味を理解できず、全く違った方向へ努力してしまうのです!

欧米で作られた技術・技法を、前提条件を満たさない日本人が行う場合、前提条件を満たすようになるまで補ってやる必要があります。また、欧米人向けに書かれたアドバイスの文言を、時には、180度、書き換えてやる必要があるのです。オリジナルのアドバイスの文言に「右へ曲がれ」と書かれてあっても、日本人向けには「左へ曲がれ」と書き直してやらないと、欧米人と同じ結果になりません。
欧米で作られた技術・技法を、日本人向けに書き直すことなく、そのまま日本人が取り入れようとしても無理があると思います。日本人は前提条件を満たしていないのですから。
残念ながら、本書は、そのような配慮がなされた本ではありません。

4.その他

本書に書かれている「英語の息づかい」の説明内容が、当ブログ独自メソッド「英語息」の説明内容に酷似しています。もちろん、「英語息」の方が先に登場しました。現在、当ブログと「英語耳ボイトレ」にしか書かれていない内容です。

偶然、松澤氏も同じことを考えて、更に偶然、説明内容まで似たという可能性もゼロではありません。
松澤氏が盗作していないと信じたいところですが、私の感想は、50:50です。グレーです。
もし、盗作したのならば、許せないことです。
これについても、該当の箇所のレビューにて、書きます。






                                                     第2回 →

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書籍「英語耳」「単語耳」シリーズの著者、松澤氏のボイストレーニングに的を絞った「英語耳ボイトレ」のレビューを始めます。

1.第一印象

この本は松澤氏とアメリカのボイストレーニングのプロと日本のボイストレーニングのプロ、計3人による共著です。
そのようなボイストレーニングのプロが二人も関わった本に対して、今回はパラパラと飛ばし読みした第一印象について書き込ます。最初に謝っておきます。素人の私が生意気言ってすみません。

著者達は、なーんにも分かってない!!

私の素直な感想です。
この本で「喉を開く」を身に付けるには、相当な時間と試行錯誤と努力と根気が必要だと思います。
この本の読者が果たして、この本で1年間かけて「喉を開く」を身に付けられるでしょうか?私は悲観的です。100人の読者がいて、その中で一人できるかできないか・・・・・ 多分、もっと可能性は低いかも・・・です。 


2.私がダメだと思う理由

ボイストレーニングは、もともと声楽の技術です。そして、声楽は欧米人によって開発されました。
ですから、ボイストレーニングの目的は、欧米人が大きな声を安定して出せるようにすることなんです!
ボイストレーニングは日本人を対象とした技術じゃないんです! ここが非常に重要!
何故かと言うと、欧米人は普通の人でも「喉を開く」ができるからです。(逆に彼らは喉を閉じることができません。)

これを踏まえて、再度、ボイストレーニングの目的を書くと、

ボイストレーニングの目的:

喉を開くことが出来る人が、より喉の開きを深くして、大きな声を安定して出せるようにすること。


つまり、ボイストレーニングは、喉を開くことができない人が、喉を開けるようになる技術ではないんです!ボイストレーニングは、もとから喉を開くことができる人向けの技術なのです。
著者の一人に、日本人のボイストレーニングのプロがいらっしゃいますから、「喉を開く」ができない日本人が簡単に、喉が開けるようになる技術・練習方法が書かれてあるかと期待しましたが、そうではないようです・・・・・ORZ



また、英語を話す上で、英語ネイティブの舞台俳優や歌手並みの声量が必要ですか? 一般人の英語ネイティブに、そのような声量がありますか? 当然、無いでしょうJK。無いからこそ、舞台俳優や歌手を目指す英語ネイティブは、ボイストレーニングを行うわけです。
日本人の英語学習者にとって、身に付けたいのは、一般人の英語ネイティブと同じレベルの「喉の開き」でしょ? それを望むのに、それを習得する方法論が含まれていないボイストレーニングを行うことに意味はありますか?
日本人がボイストレーニングをするのなら、抜け落ちている、「喉を開く」方法を補ってやらないと無意味です。私の独自メソッド「英語鼻」も英語の発声法を身に付けるためのメソッドですが、喉を開けない日本人向けのメソッドです。ボイストレーニングと似た側面もありますが、対象者がボイストレーニングとは違います。

3.前提条件を満たしていないと、どのようなことになるのか?

声楽の流れを汲むボイストレーニングは、喉を開ける人を前提条件としており、日本人は、この前提条件を満たしていません。前提条件を満たしていないと下記のことが起きます。

欧米人向けのアドバイス通りに行っても効果が出ない。

欧米人向けの「喉の開き」を深くするためのアドバイスを、喉を開くことができない日本人が行うと、逆により強力に「喉を閉じる」効果が生まれるのです!これでは、アクセルと思ってブレーキを踏んでいるのと同じです。車が進むはずがありません。

また、前提条件を満たさない日本人には、抽象的なアドバイス表現の意味を理解できず、全く違った方向へ努力してしまうのです!

欧米で作られた技術・技法を、前提条件を満たさない日本人が行う場合、前提条件を満たすようになるまで補ってやる必要があります。また、欧米人向けに書かれたアドバイスの文言を、時には、180度、書き換えてやる必要があるのです。オリジナルのアドバイスの文言に「右へ曲がれ」と書かれてあっても、日本人向けには「左へ曲がれ」と書き直してやらないと、欧米人と同じ結果になりません。
欧米で作られた技術・技法を、日本人向けに書き直すことなく、そのまま日本人が取り入れようとしても無理があると思います。日本人は前提条件を満たしていないのですから。
残念ながら、本書は、そのような配慮がなされた本ではありません。

4.その他

本書に書かれている「英語の息づかい」の説明内容が、当ブログ独自メソッド「英語息」の説明内容に酷似しています。もちろん、「英語息」の方が先に登場しました。現在、当ブログと「英語耳ボイトレ」にしか書かれていない内容です。

偶然、松澤氏も同じことを考えて、更に偶然、説明内容まで似たという可能性もゼロではありません。
松澤氏が盗作していないと信じたいところですが、私の感想は、50:50です。グレーです。
もし、盗作したのならば、許せないことです。
これについても、該当の箇所のレビューにて、書きます。






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