第41回目です。久しぶりです。今回も番外編です。
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2009/07/19:次号へのリンク貼り
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番外編8
KAZ氏の英語喉ブログの記事に、納得できないことが書いてありました。その内容は英語音声学の母音の分類を否定するものです。
キャンディ・メソッドは英語音声学の母音の分類、舌の形、舌の位置等の成果を簡単に実現するメソッドです。これは黙って入られません(笑)
今回はKAZ氏への反論を行います。
1.KAZ氏の言い分
--------------------- 引用開始 Start -------------------------
音声学、、といっても色々あると思うが、いわゆる大学の英文科で学ぶ音声学、それもIPAとかダニエルジョーンズとかが出てくるものだ。
問題点は「舌の位置」と「響かす地点」と混同?である。
母音ごとに舌の位置が違う、、、ということを図示しているわけだが、それはあくまでの舌の位置であって、それと「音を響かせる場所」とは違うだろう。
例えば舌の位置が「前より」だとすると、それは単に位置が前よりだ、、、ということであり、それ以上でもそれ以下でもない。
ところが、思うに、なぜかこの舌の位置が「音を響かせる位置」という概念と混同されているように思う。
舌が前よりだから、口の中でも前のほうで音を響かすんだ、、、というのはおそらくなんらかの勘違いだと思う。
(中略)
口の中の響かせる位置で英語の母音を区別しよう、、、とういアプローチがたくさんある。それらのアプローチは、上の勘違いから生まれたのではないだろうか。
--------------------- 引用開始 End -------------------------
2.KAZ氏への反論
勘違いされているのはKAZさんです(笑)
母音は聞き手の聴覚印象により分類されています。つまり、
前舌母音、中舌母音、後舌母音の分類は、「人の耳には、この母音は口の中の何処で響いているように聞こえるか?」で分類されているのです。
3つに分類した後、更に舌の高さ等も聴覚印象で決定されています。人間の耳で分類したのです。
前舌母音の場合、口内の前の方で響いているという意味です。母音は子音と異なり、どこかが狭まったり、どこが口内の空間に接していたりしないため、その響いている場所を示すものさしとして、舌を基準にして、「前舌」、「中舌」、「後舌」という用語を使っているのです。
kazさんが母音の響く場所という考え方を否定するのであれば、統計として使える人数の英語ネイティブ達に、アンケートを行い、これらの分類が間違いであることを示す以外に方法はないですよ。
母音は空間の形により、どの音素になるかが決定されます。もうこれは、様々な実験で証明されており、KAZさんが今から覆すのは不可能でしょう。しかも、KAZさんは「喉が大事」しか言わず、論理的、科学的に何も語らない、いや、語れない(笑)。口の空間の形を単純化した模型でさえ、母音を話します。
声帯は「ビー」という単なるビープ音しか作れません。そのビープ音が口内の空間の形によって母音が発生します。
「母音の音が響く場所」というのは、下手なりに私の言葉で表現すると、「ビープ音から母音へ加工された場所」です。
喉で母音を発音するというのならば、発声器官模型の喉の部分を変化させることによって、母音が発音し分けられることを証明なさい(笑)
>口の中の響かせる位置で英語の母音を区別しよう、、、とういアプローチがたくさんある。
>それらのアプローチは、上の勘違いから生まれたのではないだろうか。
勘違いどころか、母音の分類は「口の中の何処で響いているか?」という視点で行われました。
そもそも、KAZさんの発音を聞くと、KAZさんご自身、母音を口内の何処で響かせるかで区別しているじゃないですか(笑)
← 【書籍「英語喉」レビュー】第40回 【書籍「英語喉」レビュー】第42回 →
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番外編8
KAZ氏の英語喉ブログの記事に、納得できないことが書いてありました。その内容は英語音声学の母音の分類を否定するものです。
キャンディ・メソッドは英語音声学の母音の分類、舌の形、舌の位置等の成果を簡単に実現するメソッドです。これは黙って入られません(笑)
今回はKAZ氏への反論を行います。
1.KAZ氏の言い分
--------------------- 引用開始 Start -------------------------
音声学、、といっても色々あると思うが、いわゆる大学の英文科で学ぶ音声学、それもIPAとかダニエルジョーンズとかが出てくるものだ。
問題点は「舌の位置」と「響かす地点」と混同?である。
母音ごとに舌の位置が違う、、、ということを図示しているわけだが、それはあくまでの舌の位置であって、それと「音を響かせる場所」とは違うだろう。
例えば舌の位置が「前より」だとすると、それは単に位置が前よりだ、、、ということであり、それ以上でもそれ以下でもない。
ところが、思うに、なぜかこの舌の位置が「音を響かせる位置」という概念と混同されているように思う。
舌が前よりだから、口の中でも前のほうで音を響かすんだ、、、というのはおそらくなんらかの勘違いだと思う。
(中略)
口の中の響かせる位置で英語の母音を区別しよう、、、とういアプローチがたくさんある。それらのアプローチは、上の勘違いから生まれたのではないだろうか。
--------------------- 引用開始 End -------------------------
2.KAZ氏への反論
勘違いされているのはKAZさんです(笑)
母音は聞き手の聴覚印象により分類されています。つまり、
前舌母音、中舌母音、後舌母音の分類は、「人の耳には、この母音は口の中の何処で響いているように聞こえるか?」で分類されているのです。
3つに分類した後、更に舌の高さ等も聴覚印象で決定されています。人間の耳で分類したのです。
前舌母音の場合、口内の前の方で響いているという意味です。母音は子音と異なり、どこかが狭まったり、どこが口内の空間に接していたりしないため、その響いている場所を示すものさしとして、舌を基準にして、「前舌」、「中舌」、「後舌」という用語を使っているのです。
kazさんが母音の響く場所という考え方を否定するのであれば、統計として使える人数の英語ネイティブ達に、アンケートを行い、これらの分類が間違いであることを示す以外に方法はないですよ。
母音は空間の形により、どの音素になるかが決定されます。もうこれは、様々な実験で証明されており、KAZさんが今から覆すのは不可能でしょう。しかも、KAZさんは「喉が大事」しか言わず、論理的、科学的に何も語らない、いや、語れない(笑)。口の空間の形を単純化した模型でさえ、母音を話します。
声帯は「ビー」という単なるビープ音しか作れません。そのビープ音が口内の空間の形によって母音が発生します。
「母音の音が響く場所」というのは、下手なりに私の言葉で表現すると、「ビープ音から母音へ加工された場所」です。
喉で母音を発音するというのならば、発声器官模型の喉の部分を変化させることによって、母音が発音し分けられることを証明なさい(笑)
>口の中の響かせる位置で英語の母音を区別しよう、、、とういアプローチがたくさんある。
>それらのアプローチは、上の勘違いから生まれたのではないだろうか。
勘違いどころか、母音の分類は「口の中の何処で響いているか?」という視点で行われました。
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