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30回目です。今回も書籍「英語喉」に収録されているKAZ氏の発音をチェックします。



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2009/06/15:WEB拍手設置

Drill 01 あいさつ (第四回)



1.会話1の文 "I have a cold." (p.220)

(1)"cold"の O (=【ou】)

A.この母音の発音は上手です。
B.英語音声学の【ou】の舌の形と同じです。
C.キャンディ・メソッドの【ou】の発音方法とも同じです。

D.KAZ氏は、この母音を口内後部で発音しています。
図1:KAZ氏の【ou】の発音方法:赤丸は音が響いている空間


E.KAZ氏の、この母音の発音を再現する方法を示します。
  このKAZ氏の発音もキャンディ・メソッド実践者並みに、舌と口内空間を使っています。

a.上顎の奥歯から2番目と3番目の歯の間に、仮想キャンディ(=音が響く空間)の中心部の横方向の位置を合わせます。

b.仮想キャンディの大きさは直径2.5センチです。
c.尚、舌の後部は細かに動かしにくいため、私の「体感」・「透視」の分解能が低い目です。仮想キャンディの位置、仮想キャンディの直径、共に誤差プラスマイナス3ミリ程度として下さい。

F.【ou】については、読者が正しく発音できる可能性はあります。
a.日本語の「オ」

 図2:日本語の「オ」の様子
※赤い空間:音が響く空間
図2は日本人の「オ」発音時の図です。
英語のネイティブスピーカーより遙かに舌が口内に引っ張り込まれています。口内の後ろ半分では舌が盛り上がっています。

日本語の「オ」を決定づけているのは、唇と唇付近だけです。
唇の横幅が口を閉じている時より狭くなっていれば、それだけで「オ」になります。
日本語ではキャンディ・メソッドで言う「小さい空間」(=仮想キャンディ)は実質上存在しません。舌が盛り上がっていない、口内の前半分の空間全てで「」の音が作られます。仮想キャンディの様にはっきりした境界の境目はありません。


書籍「英語喉」では、日本語の「オ」をアクビエリアで発音すると【ou】になると説明されています。気道方向への反射が多くなればアクビエリアで発音している感覚になるのでしょう。試してみれば分かりますが、図2の状態が図1の状態に近くなる可能性はあります。つまり、読者が正しく発音できる可能性はあります。しかし、読者自身が「正しくできているかどうか」を判断する術が提供されていない為、の位置(=口内中部)で、響く空間を作ってしまう危険性もあります。




← 【書籍「英語喉」レビュー】第29回    【書籍「英語喉」レビュー】第31回 →

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Drill 01 あいさつ (第四回)



1.会話1の文 "I have a cold." (p.220)

(1)"cold"の O (=【ou】)

A.この母音の発音は上手です。
B.英語音声学の【ou】の舌の形と同じです。
C.キャンディ・メソッドの【ou】の発音方法とも同じです。

D.KAZ氏は、この母音を口内後部で発音しています。
図1:KAZ氏の【ou】の発音方法:赤丸は音が響いている空間


E.KAZ氏の、この母音の発音を再現する方法を示します。
  このKAZ氏の発音もキャンディ・メソッド実践者並みに、舌と口内空間を使っています。

a.上顎の奥歯から2番目と3番目の歯の間に、仮想キャンディ(=音が響く空間)の中心部の横方向の位置を合わせます。

b.仮想キャンディの大きさは直径2.5センチです。
c.尚、舌の後部は細かに動かしにくいため、私の「体感」・「透視」の分解能が低い目です。仮想キャンディの位置、仮想キャンディの直径、共に誤差プラスマイナス3ミリ程度として下さい。

F.【ou】については、読者が正しく発音できる可能性はあります。
a.日本語の「オ」

 図2:日本語の「オ」の様子
※赤い空間:音が響く空間
図2は日本人の「オ」発音時の図です。
英語のネイティブスピーカーより遙かに舌が口内に引っ張り込まれています。口内の後ろ半分では舌が盛り上がっています。

日本語の「オ」を決定づけているのは、唇と唇付近だけです。
唇の横幅が口を閉じている時より狭くなっていれば、それだけで「オ」になります。
日本語ではキャンディ・メソッドで言う「小さい空間」(=仮想キャンディ)は実質上存在しません。舌が盛り上がっていない、口内の前半分の空間全てで「」の音が作られます。仮想キャンディの様にはっきりした境界の境目はありません。


書籍「英語喉」では、日本語の「オ」をアクビエリアで発音すると【ou】になると説明されています。気道方向への反射が多くなればアクビエリアで発音している感覚になるのでしょう。試してみれば分かりますが、図2の状態が図1の状態に近くなる可能性はあります。つまり、読者が正しく発音できる可能性はあります。しかし、読者自身が「正しくできているかどうか」を判断する術が提供されていない為、の位置(=口内中部)で、響く空間を作ってしまう危険性もあります。




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